某競馬まとめサイトで総流しについて
討論されているスレがまとめられていました

正直に言うと
そのまとめを見ると本当に儲けている人と
そうでない人は簡単に見分けられます


まず一番分かりやすいのは
【総流しで同じような金額が返ってくるように資金配分をする人】
これはただの馬鹿です
総流しの特性を何も生かしていません
それなら単複ワイドなどに厚く賭けた方が
控除率が高い分払い戻しが多くなります


次に【収支プラスを狙うのなら総流しは効果的ではない】という話
これはある意味正しいように思えますが
実は多くの競馬ファンにとってこの話は間違いです

これはPCでデータ分析をする人が特に陥りやすい罠なのですが
確かに分析にかけると総流しというのは効果的でないと結果が出ます
それは大穴の馬というのは
大穴ファン(常に大きい配当を狙う人達)によって
買われ過ぎてしまうというのが基本的な理由であると推察されます

JRAで特払いがほとんど起きないのは
この大穴ファンによるものだと言って過言ではないです

ただこの話は実は分析を終えた最後の段階で考えるべき話で
大穴を狙わなくても回収率が100%を超える買い目を開発出来た後に
初めて【大穴は狙わない方が収支が安定する】という話で出てくるものです

分析も進んでいない状況で大穴は儲からないからと切るのは
徐々にお金が無くなる仕組みを作るだけに過ぎず
これも馬鹿としか言いようがありません

回収率90%程度のデータでも100%を超える可能性を持たせるのが大穴の魅力です
しかしその可能性をも潰すのは愚行としか言えません

つまり多くの競馬ファンにとって
特に競馬新聞やその他予想の情報を頼りにする人達など
100%を自力で達成するのが難しいと考えている人達にとっては
資金を突然大爆発させる事が出来る総流しという作戦は
収支的にも効果的であると私は考えています


次に【絶対に来ない馬に賭けるのは金の無駄】だという話
これはただの結果論です
競馬の面白い所は勝てないと分かった時に諦める馬が居る事
小銭稼ぎの為に次走の勝利の可能性を減らすのは得策ではありませんから
そういう作戦を陣営がとっても全く不思議ではありません
これが全く考慮されていない予想は使い物になりません

これは騎手/調教師/馬主の考えが左右しますし
馬の性格によるものもありますので
人や馬を見なければ予想が出来ない領域です
ですから1頭が抜けているレースでは馬連総流しというのも当然有効です


最後に【総流しから削る時に人気サイドから削る】という話
これは競馬の事が良く分かっていて儲けている人と考えられます

これが競馬で儲ける為の一番手っ取り早い作戦です
投資額が大きすぎて買えない時は配当の安い方から削るのが鉄板です
当然的中率は低くなりますがその分大きく儲けられるという事です

同評価の馬が複数頭居たのなら人気の無い方から買うという事です
これが出来ない人は一生競馬で勝つことは難しいと思います
それだけ大切な考え方です