私は結構競馬のまとめブログを見るタイプです
何故そういうものを見るかと言えば
単純に面白いというのもありますが
競馬ファンの常識を見るのも面白いですし
【ブログの管理人の競馬センス】を見るのも面白い為です

その中で某人気競馬まとめブログにて
3/25中山10Rの三連単二頭軸マルチ馬券を紐馬を多く流したものの
100万馬券を逃した事についてまとめられていました

この記事を読んだ時
「ああ　これは馬券のセンスが出る素晴らしいまとめだな」と感じました
3/25中山10Rと言えば15人気のワンダーヴィーヴァの1着激走があったレース
その中で管理人さんが強調された言葉があります
それはこの馬は普通は買えないという言葉

このワンダーヴィーヴァが今回買えるか買えないかは
馬券センスがかなり出る所です
そして買わなければいけない馬であった事は間違いないです
【普通】は買えない　の【普通】というのは
はっきり言えば「馬券の負け組」の【普通】であり
紐馬を絞りたいのなら切る可能性のある馬ではありますが
広めに流すのなら絶対に流すべき馬でした


ワンダーヴィーヴァは今回休養明け初戦
この【休養明け】というのがこの馬の最大の買い要素でした

馬をJRA所属として所持するというのも非常にお金が掛かります
その中で「数か月休養させて再び出走させる」というのは
その馬はレースに出走しませんのでつまりお金を生み出しませんから
大きく赤字になる行為である訳です

では馬主さんは何故そんな大きな赤字を受け入れてまで休養させるのか？
それはもう簡潔で【再び好走する】と考えているに他なりません
もっと言えば【休養させれば再び大きなお金を稼いできてくれる】
と考えていると言っていいでしょう

休養というのは重賞等一部の場合を除いて
【馬を立て直す】為にさせている訳です
前走2桁着順でも立て直せばまた1着を獲ってくれるだろうと休養させる訳です
つまり休養明け初戦というのは立て直して激走する可能性が
いつもより高いと考えるのが普通です


物事には必ず理由があります
調教がキツい/緩いのにも理由がありますし
連闘させるのにも理由があります
オッズが安いのにも理由があります
それを考えずに単に馬の能力だけを見て馬券を購入するのは
あまり賢い買い方とは言えません

こういうのは知っていれば馬券のセンスに反映されます
だからこそ【馬券のセンスは磨ける】のです
理由を知っているかいないかというのは非常に大事ですから
様々な理由について考えてみることをおすすめします