今日は少しデータ分析に寄った
中級者から上級者向けの話題です

最近予想を改善する中でデータ分析をしていましたが
昨年から今年に掛けて気になる傾向が地方競馬で出始めているのが判明しました

というのも競馬の予想技術の発達によりスピード指数系のデータが
より詳細に分析されて馬券を買われている形跡が見られるのです
地方競馬は中央に比べて購入の総額が少ない為に
中央で稼いでいるようなガチ勢の参入が遅れ
つい最近まで比較的中央より儲けやすかったという歴史があります

ただここ最近は地方競馬も売り上げが好調になってきた事により
より大きく儲けるのが可能になった事で
ガチ勢の参入が進んでいる結果少しずつ儲けるのが難しくなってきています

また地方競馬でも予想ソフトによる馬券購入が徐々に浸透している事による
影響も確実に受けているでしょう

このブログは中央でスピード指数系のデータが
儲けづらくなった事が地方競馬にもいずれ来るであろうという事で
【騎手調教師だけで競馬は勝てる】と銘打って
スピード指数系以外で儲ける事をメインにやってきましたが
正直想像以上に速くスピード指数系で儲けるのが難しくなった印象です


さてスピード指数系のデータを詳しく分析される事が
どういう影響を及ぼすか
について
ここで説明させて頂きます

一言で言えば【競走成績(タイム等)による予想は意味を成さなくなる】と言えるでしょう
地方競馬に多いダート1400m戦だと例えば
1分32秒台でも34秒台でも的中率は勿論速い方が高いものの
回収率的には全く変わらないという状況になってきているという事です

これは正直中央競馬では地方競馬より前から起きている現象ですが
地方競馬は一気にこの現象が起き始めました

これが面白いのはタイム分析は詳細に分析され過ぎると
投票者全員が平等に損をするようになる


回収率が同じなら的中率の高い買い目を買うのが普通なのですが
的中率の高い買い目は回収率を上げづらいという
大きな欠点があります

これは競馬で儲ける人達にとって基本のキとも言うべき話ですが
意外と知らない方が大勢いる考え方です
そうするとタイムで予想している人が回収率100%を超えるのは
至難の業でありほぼ無理と言って過言ではないでしょう

だからこそこれからの地方競馬は中央同様
タイムに頼らない予想をしていく事が重要になってきます
そこを頭に入れて予想した方が良いでしょう